スウェーデンのゲーム会社がゲームの保存活動に乗り出した記事を見て
海外の人はゲームをアカデミックに考えて、きちんと後世に残す手段を模索しているなぁ、と感心する。
僕も同じ穴の狢だけども、日本だとどうしても個人コレクターの収集癖と承認欲求を満たす形になりがち。各人がバラバラで、その人が死ぬと家族に捨てられるか、形見分けで四散するかだ。
とはいえ、少なからず、日本にもゲームの保存活動をしている団体がある。
ゲーム保存協会は、微力ながら僕も数年前から月数千円寄付している。
あと、数年前に炎上した立命館大学ゲーム研究センター。
当時は大丈夫かいな、と思ったものの、収蔵数がかなりの数になり、目録がとても充実している。人気のある80年代のゲームだけでなく、当時はマイナー寄りだった90年代後半、00年代の非18禁PCゲームも網羅している。これを収集している個人は殆どいないだろう。素晴らしい。大学の面目躍如。
僕も保存活動はできないか、何か方法はないか、とずっと模索してるが、やはり個人では難しい。法律の壁も結構高い。結局は他者の著作物であり、何かしらの特例が無いとデジタル化や、それを使ったデータベースの構築なども難しい。
なんとかしたいけども、現状では死んだらEmbarancerにコレクションを寄付してくれ、と遺書に書いておくくらいが関の山か。なんかやだなぁ。