ロマろぐ

オタクコレクターの人生後半戦記

Evernoteが今後ダメかもしれないけど、なかなか離れられない

愛用しているEvernoteの値段が上がって(年9800円)、さらにこのニュース。

 

Evernote、無料プランを大幅制限 ノートの上限数が10万→50に - ITmedia NEWS

 

 うーんもうダメかもしれんね、とは思いつつも、なかなか代替のサービスがみつからない。Evernoteをただのメモアプリ、テキスト作成サービスだと認識していると大間違いで、

「とりあえずなんでもかんでも適当にガンガン突っ込んで」検索で目的のものを的確に引っ張り出す」事に長けたサービスなのだ。

そのために、画像(手書きを含む)やPDFの強力なOCRが搭載されている(日本語ではAcrobatより精度が高い印象)し、応答速度も速い。要は「整理しなくても検索でなんとかできる」のである。Evernoteが「第2の脳」と自称している所以でもある。

 

 仕事でNotionを使ってはいるものの、一覧性が低いし検索がしょぼいので、ノートが多くなるとどれが目的のものかわからなくなってくる。その状態を避けるには「整理」が必要なわけだ。

ライフハック系でもてはやされるOneNoteやらGoogleKeepとかも「整理すること」が求められるのよね。

 

したくねぇよ、整理。

 

もうこれだけで他のメモアプリ、ノートアプリに乗り換えられない感じになってしまっているのね。

Evernoteってノートとかメモ以外にレシートとかチラシの裏書きも集めているイメージ。それらを横断検索できるのが強みなのだ。

 

ところでEvernoteも近年のアップデートでかなり使いやすくなった。同期が早くなったり挙動がサクサクになったなど、ベースの改善に力を入れててよい印象。(単純に利用者が減ってるからかもしれないが)

ノートにタスクを埋め込む機能かなり便利。打ち合わせの時にメモを取りつつ締め切りをタスク化したり。特に他のノートと横断してTodoアプリのように一覧できるのはとても便利。

WebクリップもEvernoteは一日の長があるだけあってキレイに取り込める。広告などいらん情報もほとんど取り込まない。取り込んだ後の書式の修正も必要ない。

 

そんなわけでまぁ、2010年から使い続けている古参なもんで、今後も最後の日を気にしつつもEvernoteを使い続けるのであろう。ひとつのソフトでEvernoteの代わりは難しいので、いろいろなソフトを併用していくのがよいのかもしれない。しらんけど。

 

よさげなポートフォリオサイトを教えてもらう

なるべく毎月更新を心がけていたものの、仕事の忙しさで途切れてしまった。気づいたら5か月無更新。

ブログのアプリって写真加工が貧弱というか「無」なので、トリミングだけでも別のアプリを挟むのが面倒なのよね。そこが個人的億劫ポイント。SNSアプリは写真加工が充実しているので、気軽に書ける。

多分改善はされないと思うので、テキストだけを気軽にデロデロ書いていくのがいいのかな、と思う。

 

ところで、個人の仕事実績をポートフォリオ的にまとめたかったので、何かいいサービスないかなぁとTwitterでつぶやいたところ「foriio」というサイトを教えてもらった。

 

fori.io

 

結構簡単操作できれいに見やすくまとめられるので便利。

 

今年はそれまで進行中だったプロジェクトがまとまって公開になったので、昨年までから爆増。仕事してんなぁ。来月にもう1本増える予定で全7本かな。

今年もTVアニメのコンテ仕事を結構な本数やってるので、来年も公開本数は多くなりそう。がんばってるよ!

 

TVアニメ「彼女が公爵邸に行った理由」6話 絵コンテを担当しました

1カ月前のオンエアだったのですが、2023年春のTVアニメ「彼女が公爵邸に行った理由」の6話の絵コンテを担当しました。

 

koshakutei.com

 

久しぶりの地上波アニメのコンテ、しかも乙女系のアクション一切なし。6話は物語の転換点の重要な回だったので、とても楽しく制作させていただきました。イケメン描くの結構楽しかったですわ。

 

僕もリアタイ視聴してたのですが、特殊エンディングでめっちゃいいところで僕の名前がポンと出て、我ながらちょっと吹きましたハハハ。

 

このあとも何本かTVアニメの絵コンテを請けてますので、チラホラ僕の名前がTVに載ると思います。コンテの依頼がありましたら是非!

 

半世紀生きた

50歳になった。子供の頃は遠い未来の事だと思ってたが、ついにここまできてしまった。ハーフセンチュリーである。

 

道程は山あり谷ありだったけど、頭が回り始めて世界の仕組みがなんとなくわかってきたのは40歳くらいだったと思う。遅いね。

でもやはり少しずつ体力と記憶力が衰えてきたなぁ、と実感してる。仕事は60過ぎては流石に無理かな。

業界に60過ぎて迷惑かけながら居座るのも若い人に迷惑だろうから、スパっと引退して、誰にも迷惑かけずオリジナルゲーム作ってSteamで売って暮らしたい。今はそれが目標。がんばるよう。

GPD win2 のバッテリーを換装する

GPD Win2のバッテリーが充電できなくなってしまった。

まぁ、USB電源ケーブルさえ刺しておけば起動はするのだけども、ポータブル性が損なわれるので、充電池を入れ替えることにした。


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Amazonの中華業者に注文。新しいバッテリーと一緒に取り外し器具が同梱されてるのはありがたい。スマホ用のようだが、一応使えた。


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底蓋をぱかーんと開けると、ドスンと存在感のある充電池が。しかしこれが結構強力な両面テープでくっついていて、剥がすのに一苦労。


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付属の青い三角の剥がし器具では奥まで届かず、マクドの木のマドラーでなんとかひっぺがした。金属だと感電するかもだからね。接点部分はビニールテープで絶縁。


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新しい充電池を付け替える。


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起動成功。充電もできて今のところ快適。

 

UMPCを何台か買ってはみたけど、結局GPD Win2が僕には合ってる。スリープからの起動が速い、省電力モードだと結構電池が持つし熱くなりにくい、キーボード意外と打ちやすい、Autohotkeyでキーボードとコントローラーボタンをカスタマイズすると結構便利、などなど。寝っ転がりながらブラウジングとかTwitterの投稿などでかなり便利に使っている。あまりゲームはしていないw

ただまぁ、Wifiの遅さや動画視聴時にちょい力不足を感じたり、Win11にあげられないので今後が心配、というのはある。

GPD Win4が物理キーボードに戻ったらしいけど、左右にコントローラーが付いている分、キーボードの真ん中あたりのキーに指が届かないんじゃないか、とちょっと躊躇している。

しかし、次世代のGPD Win5はWin2と同じクラムシェル型に戻るという噂なので、期待している。

 

BTD600を購入して、どこでも音楽環境に近づける。

Momentum 4 Wirelessヘッドホンで音楽を聴くようになったので、PCからBluetoothで聴けると楽だよな、でもステキ音質が楽しめるAptX-Adaptiveに対応したBluetooth機器がなかなか無い。

てことで、ゼンハイザー公式で出ているBluetoothドングル「BTD-600」を購入。

 

www.sennheiser-hearing.com

 

一度ドングルとヘッドホンをペアリングすると、他のPCに差し替えても再ペアリングする必要がないのは便利。同じゼンハイザーなので相性も抜群。ノートPCにドングルを刺してMusicBeeかTunebrowserでNAS経由で音楽ファイルを再生すれば、家の中ではどこでも再生できるようになった。

 

屋外では以前GPDWin2を使ったポータブル音楽環境でも、USBDACがゴソッと無くなるのでかなりスッキリした。あとは4TBの外付けSSDさえどうにかなればなぁ。

 

romanovhiga.hateblo.jp

 

今度出るGPDWin4がSSDがサイズ大きめのM2.2280を使えるらしいので、換装で4TBいけそうだが、それで10万円以上出すのもなぁ、と躊躇している。ぐぬぬ。

 

gpd-direct.jp

自炊pdfをCalibreで管理することにした

 僕が本の自炊を始めたのが2004年ごろなので、そろそろ自炊歴20年選手。おかげで数千冊分のpdfが溜まっているけども、じゃぁそのpdfをどう管理するかで途方に暮れるのは自炊あるあるだと思う。それだけ、pdfを管理するソフトは少ないのだ。

 現状フォルダで管理はしているものの、著者で絞るとかはまず無理。ゲーム系の雑誌1000冊以上、アメコミのリーフ原書も600冊くらいあるので、エピソードの並びとかイベントとか関連性とかを整理したいけども、pdfやzip単体では不可能。

 

 流石にどうにかしないとな、ということで電子書籍管理ソフトのCalibreを導入。てか、まともにpdfを管理できるのは、今のところこれしか選択肢が無い。

calibre-ebook.com

 

 Calibreは一部でDRM解除プラグインで有名だけども、僕は膨大なpdfを管理するしか興味が無いのでスルー。電子書籍はサービスがいつ消えるかわからないので、よほどのことが無い限り紙で購入しているため。

 実はCalibreは数年前に試してはみたものの、階層での管理ができなさそうだったのであきらめていた。今回タグが階層に対応しているらしい、とのことで再度導入。
 フォルダ構造が独自仕様になり、ファイル名がヘンテコなローマ字に書き換えられてしまうけども、まずはジャンルタグで元のフォルダ構造になるようにインポートと整理をしていく。そうすると、エクスポートで元のフォルダ構造をある程度復号できるようになる。

 

インポートするとフォルダ構造が破棄されてしまうので、元のフォルダ構造を保つようフォルダごとにチマチマインポートしていくしかない。

 

最終的に3900冊強になった。我ながら溜めたねぇ。ここからバラバラだったファイル名を揃えたり、AmazonやGoogleBooksから書誌情報を引っ張ってきたり(なければ手入力)する作業がある。ひぃぃ。

 

表紙グリッドにすると新旧揃って楽しい

 

 Calibreを数日使ってみて、結構クセが強いソフトではあるが、欲しかったものの最低限は揃っているようだ。取り込んだ時期でzipだったりpdfだったりするのも、統一したシステムで管理閲覧できるのはいい。ただ、Webページを見てわかる通り、見た目が今風ではない。まぁしょうがないけど。

 あと英語圏のソフトって検索大前提・大正義なのが日本語に微妙に合わないのよね。あいつら入力時に言語変換する必要が無いから、データを整理せずに検索窓に入力した方が断然速い。
しかし他言語圏は検索するためにまずIMEを切り替えないといけない。さらに正規表現を挟むと、いちいち半角に切り替えないといかん。面倒MAX。なのでデータの整理が必要になってくる。

 こういうソフトでChatGPTのようなAIで検索できるようになってほしいよね。

 

まぁまだ自炊前の本や雑誌がたっぷりあるので、まだまだ長い道のりではあるが、整理の道筋はついた気がする。あとはCalibreが開発終了にならないことを祈るだけ。