ロマろぐ

オタクコレクターの人生後半戦記

GPD win2 のバッテリーを換装する

GPD Win2のバッテリーが充電できなくなってしまった。

まぁ、USB電源ケーブルさえ刺しておけば起動はするのだけども、ポータブル性が損なわれるので、充電池を入れ替えることにした。


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Amazonの中華業者に注文。新しいバッテリーと一緒に取り外し器具が同梱されてるのはありがたい。スマホ用のようだが、一応使えた。


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底蓋をぱかーんと開けると、ドスンと存在感のある充電池が。しかしこれが結構強力な両面テープでくっついていて、剥がすのに一苦労。


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付属の青い三角の剥がし器具では奥まで届かず、マクドの木のマドラーでなんとかひっぺがした。金属だと感電するかもだからね。接点部分はビニールテープで絶縁。


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新しい充電池を付け替える。


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起動成功。充電もできて今のところ快適。

 

UMPCを何台か買ってはみたけど、結局GPD Win2が僕には合ってる。スリープからの起動が速い、省電力モードだと結構電池が持つし熱くなりにくい、キーボード意外と打ちやすい、Autohotkeyでキーボードとコントローラーボタンをカスタマイズすると結構便利、などなど。寝っ転がりながらブラウジングとかTwitterの投稿などでかなり便利に使っている。あまりゲームはしていないw

ただまぁ、Wifiの遅さや動画視聴時にちょい力不足を感じたり、Win11にあげられないので今後が心配、というのはある。

GPD Win4が物理キーボードに戻ったらしいけど、左右にコントローラーが付いている分、キーボードの真ん中あたりのキーに指が届かないんじゃないか、とちょっと躊躇している。

しかし、次世代のGPD Win5はWin2と同じクラムシェル型に戻るという噂なので、期待している。

 

BTD600を購入して、どこでも音楽環境に近づける。

Momentum 4 Wirelessヘッドホンで音楽を聴くようになったので、PCからBluetoothで聴けると楽だよな、でもステキ音質が楽しめるAptX-Adaptiveに対応したBluetooth機器がなかなか無い。

てことで、ゼンハイザー公式で出ているBluetoothドングル「BTD-600」を購入。

 

www.sennheiser-hearing.com

 

一度ドングルとヘッドホンをペアリングすると、他のPCに差し替えても再ペアリングする必要がないのは便利。同じゼンハイザーなので相性も抜群。ノートPCにドングルを刺してMusicBeeかTunebrowserでNAS経由で音楽ファイルを再生すれば、家の中ではどこでも再生できるようになった。

 

屋外では以前GPDWin2を使ったポータブル音楽環境でも、USBDACがゴソッと無くなるのでかなりスッキリした。あとは4TBの外付けSSDさえどうにかなればなぁ。

 

romanovhiga.hateblo.jp

 

今度出るGPDWin4がSSDがサイズ大きめのM2.2280を使えるらしいので、換装で4TBいけそうだが、それで10万円以上出すのもなぁ、と躊躇している。ぐぬぬ。

 

gpd-direct.jp

自炊pdfをCalibreで管理することにした

 僕が本の自炊を始めたのが2004年ごろなので、そろそろ自炊歴20年選手。おかげで数千冊分のpdfが溜まっているけども、じゃぁそのpdfをどう管理するかで途方に暮れるのは自炊あるあるだと思う。それだけ、pdfを管理するソフトは少ないのだ。

 現状フォルダで管理はしているものの、著者で絞るとかはまず無理。ゲーム系の雑誌1000冊以上、アメコミのリーフ原書も600冊くらいあるので、エピソードの並びとかイベントとか関連性とかを整理したいけども、pdfやzip単体では不可能。

 

 流石にどうにかしないとな、ということで電子書籍管理ソフトのCalibreを導入。てか、まともにpdfを管理できるのは、今のところこれしか選択肢が無い。

calibre-ebook.com

 

 Calibreは一部でDRM解除プラグインで有名だけども、僕は膨大なpdfを管理するしか興味が無いのでスルー。電子書籍はサービスがいつ消えるかわからないので、よほどのことが無い限り紙で購入しているため。

 実はCalibreは数年前に試してはみたものの、階層での管理ができなさそうだったのであきらめていた。今回タグが階層に対応しているらしい、とのことで再度導入。
 フォルダ構造が独自仕様になり、ファイル名がヘンテコなローマ字に書き換えられてしまうけども、まずはジャンルタグで元のフォルダ構造になるようにインポートと整理をしていく。そうすると、エクスポートで元のフォルダ構造をある程度復号できるようになる。

 

インポートするとフォルダ構造が破棄されてしまうので、元のフォルダ構造を保つようフォルダごとにチマチマインポートしていくしかない。

 

最終的に3900冊強になった。我ながら溜めたねぇ。ここからバラバラだったファイル名を揃えたり、AmazonやGoogleBooksから書誌情報を引っ張ってきたり(なければ手入力)する作業がある。ひぃぃ。

 

表紙グリッドにすると新旧揃って楽しい

 

 Calibreを数日使ってみて、結構クセが強いソフトではあるが、欲しかったものの最低限は揃っているようだ。取り込んだ時期でzipだったりpdfだったりするのも、統一したシステムで管理閲覧できるのはいい。ただ、Webページを見てわかる通り、見た目が今風ではない。まぁしょうがないけど。

 あと英語圏のソフトって検索大前提・大正義なのが日本語に微妙に合わないのよね。あいつら入力時に言語変換する必要が無いから、データを整理せずに検索窓に入力した方が断然速い。
しかし他言語圏は検索するためにまずIMEを切り替えないといけない。さらに正規表現を挟むと、いちいち半角に切り替えないといかん。面倒MAX。なのでデータの整理が必要になってくる。

 こういうソフトでChatGPTのようなAIで検索できるようになってほしいよね。

 

まぁまだ自炊前の本や雑誌がたっぷりあるので、まだまだ長い道のりではあるが、整理の道筋はついた気がする。あとはCalibreが開発終了にならないことを祈るだけ。

2023年

とっくにあけました。

 

 いつも買い物コレクション購入額をつけているけども、昨年一昨年はえらいことになってた。コロナ禍で外に出られない分、なんかたまってたんだと思いますハハハ。

 

 流石にちょっと貯金的にアレになってきたのと、いろいろと環境の変化もあって、今年からはかなりセーブしていこうと思う。今年50歳だし。

 コレクターにとって「断捨離」という言葉は死と同義語なので、捨てずに整理をして、今まで溜めたもので遊ぶフェーズに移行していく予定。そう、「老後」だ。「老後になったらこのプラモを作ろう」を前倒しにするのだ。

 

 なんとなく、手を動かすクリエイティブは60歳が限度だろう、という気がしている(宮崎駿とか富野由悠季とかのバケモノ級は例外)。それまでに働き方や遊び方を少しずつ調整していきたい。

 

今年もよろしくお願いします。

仕事実績 2022

今年発売・発表された仕事実績をまとめました。

 

 

ポケモンレジェンズ・アルセウス

カットシーン 絵コンテ・一部アニメーション制作

www.youtube.com

 

 

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット

カットシーン 絵コンテ

youtu.be

 

魔法科高校の劣等生  リローデッド・メモリ

深雪ヒーリング・ヴェール 演出絵コンテ

youtu.be

 

既に発表はされているけど、NDAでまだ言えないタイトルも数本。

告知は来年かな。

 

良いお年を!

MZ-700ゲーム収集とレトロ実用ソフトの収集

MZ-700のゲーム収集が90本を超えて現在92本になった。


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 手前にある「ビデオタンクゲーム」と「ジャンピングフロッグ」は、僕が当時親にMZ-700を買ってもらったときに同時に買ったソフト。かなり遊んで思い入れがある。

 

 「ビデオタンクゲーム」は映画「トロン」に出てくる「スペースパラノイド」に似たゲーム。迫るゲートをひたすら破壊する。トロンと言えばメジャー所は「ライトサイクルゲーム」で、ベーマガのプログラムでもよく掲載されていたけど、スペースパラノイドの方はほとんどゲーム化されてないので、結構珍しい。

「ジャンピングフロッグ」はFlappyBirdのようなワンキーゲーム。カエルをジャンプさせて飛んでくるハチや水面に落ちないよう、ハスの葉を足場にジャンプして対岸に渡るのだが、これが結構面白く、小学生の僕はハマっていた。難しかったけど。

 

 奥のクイックスはタイトーのクイックスの移植。セミグラフィックなのにかなり頑張っている。パッケージの女の子はゲームに一切出てこないが、電波新聞社のマイコン誌などの広告で見て当時としてもかなりカワイイ絵だったので印象に残っている。手に入れたときはうれしかった。

 

MZ-700のゲームリストを見てみると、市販のソフトは300本くらいはありそう。

we-love-mz.sakura.ne.jp

 

 結構多い印象だけど、MZ-80K用として発売されて一応MZ-700でも動作するものも含まれているっぽいので、専用はそれより少なくなるのかな。

 当時はマイコンショップが勝手に作って勝手に売っている事もある状況だったので、リストに載っていないゲームもありそうな予感。

 

 ところで、棚の下に見えるのはMZ-700用表計算ソフトの「SCALGO」。レトロPCにはゲームだけではなくもちろん実用ソフトも出ていたのだけども、レトロゲームに比べてほぼ見向きもされない状況。

 まぁ、今でも遊べるレトロゲームと違い、今でも仕事で使えたりするわけではないのでしょうがないんだけども。ただ、レトロPCの歴史を考える上ではこういう実用ソフト群も避けては通れないのではないか、と思ってちまちま集めている。MZ700の時代にはすでに表計算があったのよ。とかね。

 

14年続けたデジタル日記をやめることにした

 2009年元旦からデジタル日記をつけている。2022年で14年分。それを今年いっぱいでやめることにした。

 

 理由は・・・まぁほとんど見返さないw。日記アプリ(Journey)で「過去の今日の出来事」的に過去記事を通知はしてくれるけど、ほぼ目を通さず通知削除してしまう。

 たまに「あれやったのいつだっけ」と検索するとパッと出てくるのは便利ではあるけど、それも年に数回だ。

 ほとんど見返さないにしては、なんやかんやで1日分書くのに20分くらいかかる。育児で自分の時間が取りにくくなったので、結構なロス。

 日記を読み返して「あんなことあったなぁ」と懐かしむよりも、今やることを捌いていく方がウェイトが高いのだ。と、14年目でやっとわかった。ははは。遅いわ。でもよく続けたなぁ。

 

 デジタル日記をつけはじめたのは、2008年に大きな仕事がポシャってメンタル下降気味だったので、少しでも自分がやってきたことを見失わないように、と思ったのがきっかけ。まぁそういう意味では役割は終わったのかもしれん。

 

 出来事の検索性は結構失われるが、Googleカレンダーに予定のログは残ってるし、GooglePhotoでも過去の写真をレコメンドしてくれるので、そんなに変わらない気もする。

 

 並行してつけているアナログのライフログ手帳は引き続き続けていく予定。こちらは2011年からつけている。出来事の簡単な羅列なので、日記よりは時間もかからずストレスも少ない。